HondaDioを購入してから半年が経過としたときに佐世保のとある交差点で大きな石のようなものを踏んで転んでしまった。幸いなことに僕自身の怪我はなく、巻き爪が食い込むぐらいで済んだ。
しかしHondaDioはそうもいかず、大きな傷が外装に入ってしまった。これまた幸いなことに大きなダメージはないものの、傷と左ブレーキレバーが明らかに緩んでいることが気になってくる。なんか左ミラーも動くなぁと感じていたので、軽く締め込んだら直ったんだけど、ブレーキレバーの緩みに関してはゆるゆるのがばがばな状態になってる。
アクセルを踏み込むために使うわけではなく、エンジンをかけるレバーとして使う。緩んでいるからとなにか問題があるわけではない。ただブレーキランプが付きっぱになったりすることもあるかもしれないので修理したいところではある。
どうやってブレーキレバーの緩みを取るのか
金持ちで余裕があるなら、ブレーキ交換するのもありだが、現実的に考えてもったいない。本体自体が衝撃で歪んでいる状態で、コの字になっている部分がハの時に曲がっていることで、レバーを抑えきれていないことで緩んでいる。
緩みを取るのであればレバーとコの字の場所を止めているボルトを外して、ハの字をコの字に戻すのが理想であるけど、相当の力が必要となりかなり難しい。ネットで調べてみたところ、原付バイクではな中型クラスで転んで同じく修正しようとしている人がいた。
ボルトを外してハの字をそのままにして、スペーサーを挟み込むことで緩みを改善するという方法である。原始的ではあるが道具とスペーサーさえ手に入れば簡単に解決する。
実際のレバーがどれぐらい緩んでいるのか(動画)
ということで、ハの字に曲がってしまいレバーがぐいんぐいん曲がる。実際は軽くことされているし、グリスが多少入っているはずなのでぬめっと動くはず。あまり固定しすぎてもいけない感じはするが、これよりはマシにしないと行けない気がする。
では実際に工具とスペーサーを買いに行く
ホームセンターへ
店員さんに相談してみて、工具とスペーサーを用意するのが良い。。この機会に工具を一式用意するのもありだなと思う。ということでスパナ一式を購入、ワッシャーも購入した。
ここでの注意点として、ワッシャーは出来るだけ薄いのを選ぶ。なおホームセンターでは売っていないことがほとんどなので、ネジの専門店やバイク用のパーツとして販売されているものを購入することになる。
今回は明らかに隙間が1mm以上あるぐらいのダメージを受けていると判断したので購入した。内径M6外径13で十分なのでそのへんは緩み具合によって違う。
問題が発生:ドライバーで外せない。
ボルトもネジ穴も固着しているような状態なので一旦放置する。先にブレーキレバー本体の緩みを取ることにした。このままではどちらにしろ状態が良いドライバーが必要と判断し、別のホームセンターで新品の古いネジも外しやすいように設計されているドライバーを購入してきた。なんと#1・2・3全てに対応しており、固いネジも取りやすい設計になっている(らしい)。ボロボロのプラスドライバーで外すよりは効率よく力を入れることが出来るので、880円で購入できるのでほぼずっと使える一品かもしれないので損ではない。
一番良いのは電動ドライバーではあるけど、そんな高価なものをいきなり購入するほどの余裕はないので、諦める。
–ここから先は修理したら書くよ–
ブレーキレバーの緩みを修理
ハンドルまわりの外装を外す
ハンドルまわりの外装を外すには、ハンドルの内側(黒い面)に4つのネジが付いているので外す。そのまえに左右のミラーをスパナで外す。反時計回り。力を入れると外れる。この辺はネットで検索すると出てくる。だいたいの原付バイク(特にDioシリーズやホンダのバイクは一緒のように思える(気のせい?)。
なので
- 左右ミラーをスパナで外す。
- ハンドル内側のネジ4つとも外す。
- 外装を外すとヘッドライトの球も交換できるようになるよ。
ブレーキレバー自体の緩みを改善する。
ブレーキレバー全体動いている場合は、自体が緩んでいることで発生する。下記写真でみるとミラーのネジ穴の左側にひとつ六角が見えると思う。これがハンドルと固定している部分である。自転車のハンドルに固定しているみたいなものなので、付け方も一緒。
ここを占めてあげるだけで、固定することが出来る。転倒しない限り緩むこともないのであまり気にしなくていいけど。
締めるだけで済んだので良かったものの、次にレバーの緩みを取るには締まったネジを外す必要がある。ボロいプラスドライバーでは動かすことも出来ず、どんどんネジ穴を悪くするだけだったので、一旦ストップした。
上記写真でいうところの中央にあるネジが止めているので外す必要がある。
ブレーキレバーを直していこう
ブレーキワイヤーの調整をしよう
ブレーキレバーに繋がっているワイヤーが緩んでいるようで、前後に動かすとガバガバになっている。ブレーキレバーで直すのは上下の緩みだけになる。根本的な解決をするにはブレーキワイヤーを適度に張る状態に持っていく必要がある。
しかしワイヤーを調整しようにもむき出しにしないといけないことに気づく。フロントカバーを全て外すには、前の3本、後ろの4本、タイヤの裏にある2本、マイナス2本を外す必要があって、本格的な修理になりそうだと思った。クラクションのところが3本ネジが外せば見ることができるけど、そこから調整できるのはワイヤー1本のみで、奥にあるワイヤー1本は回せない。奥の1本を触るにはどうしても全部のフロントを外すしかないようだ。もしくはクラクションを外すことになるので、これまた手間が増えそう。
上下の修理に関しては一旦置いておくにしても、微妙な緩みはふどうにかならないかと考えた。前後の緩みは微妙なもので、ちょっと触るだけで常にブレーキランプが付く程度だ。使っていないときは点灯しなければいいわけで。
ってことで右レバーをみたときにバネがついていたので、これを代わりをつければいいのでは?となったのでひっかかることができたので、輪ゴムをつけて改善した。記事に書いているときに改善策として大元のをブレーキレバーを緩めてしまって、少し外側にずらしてあげれば緩みというか隙間がなくなるのでは?とは思った。
追記:ブレーキレバーの修理完了と思いきや…
12月に入って、イグニッションの調子が悪くなり交差点で止まってしまう状態になる。遂にセルも回せないようになって、レッカーしてバイク屋へ。
ここまできたら修理せずに買ったほうが安い場合も想定して動くことになる。
追記:ほぼ解決に至らずの中で「ブレーキランプの付きっぱのみ改善した」
ここまでほとんど改善に至っていないし、カーボン詰まりまで発生する。乗り換えるかもしれない原付バイクなので延命措置したみたいなものである。点火ブラグが真っ黒というのは気になるところですけど。
もしかするとバッテリー負荷も関係してそうな気がしますし、まぁブレーキランプを修理することができました。実は。
今輪ゴムをしてきたところに下(画像でいえば反対側)にブレーキランプのスイッチがありました。押し込むことでブレーキランプが消えるという仕組み。離れるとブレーキランプが付く仕組みだったんですよ。僕の中では「ブレーキを押すとランプが付く」と考えていました。車もそうですけどブレーキを押してランプが付いて、ブレーキがかかっている。と解釈していました。実は原付バイクでは逆でした。
ワイヤーをいじるほどに伸びているわけでもなく、ちょっとした戻りの悪さなんですよ。円滑剤をしたところで戻ってこないので、このあたりは転倒が原因かもしれないと思います。転倒したことでブレーキランプスイッチが接触が渋くなり、結果的にランプが点灯するようになったんですね。転倒だけに点灯したという…。
ってことで輪ゴムを外しまして、スイッチ部分になにか細工ができないかと考えました。押し戻せばいいと考えていました。わざわざ押し戻す必要もありません。問題はスイッチに押してランプが消えるようにすればいいわけで、わずかな隙間を埋めてあげればいいのです。今回ブレーキランプはハの字に変形しているのスイッチまでに大きな隙間が発生したんだと思います。
元々ブレーキワイヤーが伸びてきていたのであれば、大きな隙間になったんだと思います。1mmにも満たない小さな隙間ですが、ここを埋める性格にはスイッチに接触するようにレバーに細工を施せばいいわけです。
ということで輪ゴムの外して、スイッチの反対側であるレバーにテーブを張るようにしました。カムを噛ませるような感じで。四角いテーブを重ねて最後に長く切ったテーブを貼り付けました。そしたら点灯しなくなりました。少しレバーが緩まなくなった気がします。ちょんと触るだけで点灯していたランプが消えたわけですから、まぁバッテリー負荷が無くなると思います。
ワイヤーについて改善点はあるかと思いますが、工賃や修理代は高いので我慢したいところです。ブレーキが効かないというわけではありませんので…。気持ちゆるいなぁというぐらいです。