大阪にあるカメラ屋さんで出会ったのは中古のコンパクトデジタルカメラだった。
内蔵電池は切れているので、バッテリーを抜いてしまうと初期化されてしまう。バッテリーを充電するとき必ず抜く必要があるので、初期化され続けるのが難点。
バッテリー自体は500円程度でネットで入手することができて、修理サポートなどは終了済みのため壊れてしまったら、終わりなのである。
コンデジが欲しくなったのかといえば、ブログを更新するときに必要となる画像を撮影する。最新のデジタルカメラだと10MBほどの容量になると思うんだけど、実際そこまでブログの記事でみてもらうときに必要な容量ではない。つまり記事自体が重たくなってしまうことがあり、撮影するだけ、記録するだけという最小限の性能が欲しいのであれば中古コンデジで十分性能を発揮してくれる。
価格帯はとっても安く、5000円前後といったところ。完動品で5000円。ちょっと訳あり品で3000円という安さは大きい。フィルムだと現像代合わせて3000円するので36枚以上撮影すればフィルム1本分は価値を見出したことになる。
詳しいスペックはこちら。→http://arch.casio.jp/dc/products/ex_z300/spec.html
じゃあこのコンデジに目立ったスペックがあるのかといえば普通のコンデジなのである。古いから3000円というコンデジというだけであって、それ以上の理由はない。ただフィルム1本買うほどの価値だけで、数千枚と撮影することができると考えたら、スナップ写真を撮るというだけの行為なら問題はない。
ヨドバシカメラ梅田のところでテツandトモがライブしていたんだけど、このコンデジと同じぐらいの年代芸人を出してくると、平成を思い出しそうである。なんでだろうって僕も真似していたし、動きもキレキレで笑点が似合うなぁとも思ってた。懐かしい。
最近大阪駅の工事も終わったようなニュースを見た気がする。既に住んでいるわけでもない大阪だから、工事とかには興味がない。でも少し古いフォントを撮影すると、味わいがあるな。
地下通りを南に抜けて、駅前ビルにつながっているんだけど、途中にあるのがドコモDTタワーとマルビル。大阪マルビルといえば大和不動産だった思う。ホテル、スタバ、タワーレコードが入っている。
ただ2024年には解体され、今は建っていない。新しいマルビルになってカタチが変わってしまうんだろうな。少しずつ大阪というのはカタチを変えていくけど、佐世保はどんどん劣化していく。
マルビルで撮影を終えて、コンデジを持ち歩く。バッテリーを抜けば初期化されるし、レンズ蓋は正常に動作しないこともある。電池持ちも悪い。いつ壊れてしまうかも分からない小さいカメラ。
過去に住んでいた大阪堺石津川駅前にあるファミリーマート前で撮影した。二度と来ることはないと思うけど。