大判カメラとはなにか?→4×5インチ以上のシートフィルムが使用することができるカメラのことであり、シートフィルムのサイズは色々ありますが、僕のはその中でも一番小さいサイズである4×5(シノゴ、102×127mm)の蛇腹を用いたカメラです。シノゴサイズの大判カメラということで、他の大判カメラよりも小さいものとなっています。
僕はシートフィルムでの撮影はしたことがありません。アダプタを使用してブローニーフィルムやワイドチェキを用いた写真撮影を行っています。カメラ自体は大きく、三脚使用を前提としたカメラです。
画質に関して言えば、35mmより15倍ほどの大きさがあるので、その画質は良いはずですが、使っているのがブローニーフィルムやチェキということで少し35mmフィルムよりも画質がいい程度となっています。ピントが合わなければ画質も何も意味がないような気がしますけど。
コストに関してはブローニーフィルムやチェキの価格となりますのでワイドチェキなら200円程度から使用できます。まぁ正直趣味なので価格は考えたことはありません。持ち出す頻度は減りつつあるので売却検討もしたことがありますけど。需要がさほど無いようなカメラなので、趣味としてはマニアックな方だと思います。
趣味としてはマニアックではあると思うんですが、シノゴユーザーは未だに存在していますし、フィルムもブローニーやチェキが残っている限りは撮影できるので、まだまだ現役のカメラだと思います。ただ最近ブローニーも辞めて、チェキの在庫が無くなったら、引退を検討しています。今更このカメラが欲しい人もいないような気がします。
いつまでにチェキを使い切るか考えているところです。
大判カメラでブローニーフィルムを撮る
八百富写真機店でプリント
プリントしてみて思いましたが、1本で撮れるのが10枚でまぁ3000円から楽しむことができます。それを良いとするか損しているとか感じるならブローニーは向かないと思います。貧乏人なので手が出せない。いろいろな風景を撮影できますが、田舎だと現像するお店が限られてしまい、今後の活動はチェキ限定になりそうです。チェキについては後で話しますよ。
モノクロ撮影してみましたが、しっかりと撮影できているしピントも合っています。元々友人が使っていたカメラを購入したものなので、操作は友人に聞けばどうにかなる代物となっています。問題があるとすれば重いことでしょうか。あと現像場所を探したり、現像に時間を要したり、手間が色々あるので仕事にはしたくないです。採算が合わない仕事になってしまうので無理です。
ブローニーフィルムはこんな感じ
大阪 海遊館で
万博公園でカラーのブローニーフィルム
ブローニーフィルムということでカラーも使用できます。もちろん限られた種類からセレクトしないといけません。現像代はモノクロより安い。お店がしっかりしているならカラーで購入して早く現像できる場合もあります。
2024年現在、八百富写真機店が一番ブローニーフィルムにおいて「早い」「わかりやすい」「丁寧」と思っています。他にもあるかもしれませんけど他店だと時間がかかるので、オススメできません。価格も高い印象です。
大判カメラでワイドチェキを撮る
10枚で2000円程度で購入できるチェキワイドを使用して、専用マガジンで撮影しています。入手はカメラ屋、家電量販店、ネットなど幅広く、そして現像代が無いことです。すぐに現像されるのでその場で楽しめます。
かかる費用と維持費
タチハラ自体は現在価格高騰中で10万円程度で取引されています。カメラ自体が転売されて価格高騰に比例して上がっているようです。やすいものだと5万円から手に入る場合もあります。
- カメラ本体5万円
- レンズ5万円
- コスト:10枚2000円
上記ぐらいはかかるかなと考えて始めてもらうと嬉しいです。ただカメラ本体は高いものは高いので、よく考えて購入するべきです。家にあるとカメラを趣味でやっているぞ!と言えるほどの存在感があります。カメラ好き、写真好きは1台ぐらい持っておくのもありかもしれません。蛇腹が壊れやすいので、カメラ屋さんで購入検討してみてください。張替えも出来る場合があるよ。