写真論 No.6 写真に出会って10年間を迎えて僕は成長できたのだろうか

22歳ぐらいからカメラを初めて触った。ネットで繋がった当時28歳ぐらいの東京に住むカメラマンさんで、大人なお店を中心に撮影したり、スカウトの仕事をしたりして、アニメ「コードギアス」が好きな天皇制反対しているちょっと左寄りな考え方を思っている人でした。

その時僕は若くしてネットの一部界隈では有名な存在でした。ニコニコの企業チャンネルに呼ばれたりとネットでもしかしたら生きていたかもしれません。そんな変わった人からカメラを趣味にしたらどうか?と勧めらて買ったのがCanonEOS80Dで、カメラのキタムラ佐世保四ヶ町店で予約購入したことを覚えています。

それより前からカメラは触っていましたが、コンデジだったのを覚えています。確かSONYのCyber-shotだったり、どっちかというとパソコンの方が好きだったんですよ。多分当時パソコンは6台ぐらい持っていて、こんなに要らないやろみたいな状態でした。当時、パソコンショップでアルバイトをしていたので多少割安で購入できたからだと思います。

それから22から24歳まで、食品製造業の仕事に就きました。夜勤があるわけではないので難しくありませんでした。ちょっと県外を知りたいと思って、24歳から大阪堺へ行き、空調メーカー、自転車メーカー、倉庫の派遣社員として働きました。空調メーカーで働いて2年目ぐらいでデジタルカメラ以外のカメラに興味を持ち始めます。

最初はCanonAE-1からスタートし、CanonFTbを購入しました。SNSのめぐり合わせがあったこそのフィルムカメラです。そしてLeicaM3を購入しました。当時の価格だとLeicaM3シングル後期型が13万円程度。今だと20万円ほどに物価と転売で相場が高騰した状態になっています。

LeicaM3を購入したときに出会ったのもSNSなんですが、そこから紹介してもらい、LeicaやHasselbladなどの舶来品を取り扱いお店へにお世話になっていきます。今のカメラ屋の店主Mさんにお世話になっていますが、距離的には離れてしまいましたので、是非落ち着いたら大阪に遊びに行ったときは会ってみたいと思います。

ここからたくさんの出会い、特にカメラ友達のYさんや医療系のKさんに出会うことになり、色々あって佐世保に戻ったのが2023年12月。佐世保で働き始めたのが2024年4月よりスタートして、働いてない間は失業保険をもらい、現在では正社員として米軍基地内を中心に働くことになりました。

じゃあそんな10年間を送った僕なんですけど、良いこともあれば悪いこともあったと思います。成長できたか?という記事タイトルの質問に回答するのであれば、人としては周りの人に支えていただき成長出来たと思います。

経済的な面は所得額は明らかに減っていますが、正社員という形で佐世保の年収は平均より上らへんを貰っています。ボーナスとかもあるし退職金などもあります。あたり前田のクラッカーだと思われがちですが、今までほぼ非正規雇用で生きてきた僕ですから、正社員の安定的な収入というのは嬉しいものです。

10年間で僕は成長しましたし、10年間で作った借金も結構減ったと思います。途中減ることがなくて困りましたけど。今の仕事だと月々払いつつ繰越返済も出来る状態となりました。

少し返済に充てず、新NISAで明日以降の僕のために投資することができるようになりましたので良かったかなぁと。もう少し食費を抑えたいし、収入も増やしたいと考えています。

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