写真をうまくなりたいという話でいえば、3つぐらいの要素が話として出てくるので、ぜひ試して欲しい。
試して欲しい3つのこと
- 技術的
- 感性的
- 他感性的
技術的
写真やカメラ、レンズの機能を学ぶことで基礎的な部分を底上げする方法。シャッターチャンスを見逃さないため、レンズやボディを揃えるのは当然なんだけど、機能面を勉強しておけば、設定画面から…ではなく、ボタン1つで設定したい項目をセレクト出来るような知識。
AFのデジタルカメラでオールドレンズ(MF)を使うときにレンズを付けなくてもシャッターが切れる設定することも技術的な勉強。知識は活かすことになるんだけど、不便だと思うことは勉強する、考える、教えてもらって覚えていこう。
感性的
撮影する回数を増やす、色々なものを試してみる。分からなくてもいいから、まずは撮影して、ひらめきや自分なりのやり方、作品を目指すこと。誰でもできて、実は時間とお金が無駄にかかることもある。撮れ高があるとも言えない。最も簡単にスタートできて、今までやり方の先を目指すイメージ。
他感性的
美術館やギャラリーに行き、他人(有名な人達)の芸術作品が、こういうものが美しい、こういうものが好き、という言語化できないものに触れてみる。中には触れた作品について言語化できる人間もいるけど、まずは触れてみて、こういうのは面白いな、自分には足りてないから活かしてみたいという前向きな思考を持って、精神的な意識を変えていくこと。
組み合わせることで色々な発見がある?
美術館やギャラリーで学んだ構図を撮影に行って試してみる。設定的にできないようなら撮影に行く前に勉強して設定する練習をする。流し撮り、長時間露光、星空撮影など色々な方法も結局試して、結果が出るようにしてみることにある。
わざわざ富士山の近くに家を買って、登山して富士山からの風景を撮り続けている人もいる。そんな世界があるんだし、写真をもう少し頑張ってみるのもありかもしれない。ちょっと質問する、ちょっと出かけてみる、ちょっと訪れてみる。小さな1本の積み重ねこそが新しい自分につながっているんだと思う。