ディスタゴン50mmF4よりプラナーあたりが有名すぎて、あまり話には出てこないレンズでもある。僕からすればHasselbladで使ったことがあるレンズは「Distagon50mmF4」だけなので、有名ではないレンズなのは店側の反応をみれば分かってくる。しかし信頼できる店側が勧めてきたレンズということもあって、その写りは圧倒的な透明感を持っているなぁと思った。
今回も、お世話になったカメラ屋さんにアダプタを作ってもらった。接写できるリングを利用して近くにあるものも撮りやすくなった。純正品のアダプタではロックが外れてしまい、レンズシャッターが切れてしまう問題が発生したのでピンを抜いてもらった。
僕が使っているカメラはGFX50S2なのでHasselbladはレンズシャッターなので、レンズ側のレンズシャッターを使わないように常に固定しておく必要がある。そうなるとアダプタ(Hasselbladのボディも)に付いているレンズシャッターを動かす機構を使えないように改造する必要がある。
価格については秘密ということにしておく。平均相場を度外視した価格で買っているので、相場的には8万円前後だと思う。某有名チェーンカメラ店では10万円ぐらいでという話もある。買わないほうが良いぐらいの価格なので注意したほうが良い。
50mmとなっているけど中判レンズの中では広角レンズに該当する。35mmのフルサイズで考えると28mmぐらい。自然風景や日常風景を撮影したい方には向いているレンズで、僕みたいな陰キャで距離を離れて撮りたいという人は、少し遠すぎるなぁと思うはずなので、プラナーや望遠レンズを用意するのがオススメ。
プラナーあたりになると10万円は軽く超えてくるので価格は数倍に跳ね上がるので要検討と相談はした方が無難。
やっぱり重たいレンズ
このレンズは、中判レンズということもサイズ感が1まわり大きいものとなっている。その分存在感があるので写真を撮っていることを楽しめるんだけど、重たいので筋力をつけるように努力した方が良い。筋力がないとちょっと筋肉痛になる。
最後に
Hasselblad 入門レンズとしてはお手頃価格なレンズとなっている。但し安く手に入れるという話になればコネを利用するしかないので、Hasselbladのレンズが欲しいとなれば、カメラ屋が巡ってみて購入した方が良さそう。