お金を貸すという現実的な話。

若い子がインターネットを通じて知り合った相手なのか分かりませんが、SNSに「金を貸したから戻ってこない!警察に行く」というポストを見ました。

お金を借りたほうが確かに悪いんですけど、貸す方法をしっかり学んでおけば実はリスク自体は減らすことができる。

誰に貸すのか?貸さないのか?

僕は家族や親戚にはお金を貸すようにしていますし、現在は借りている側です。僕の場合はローンがあったりと返済たっぷりあると実姉に白状しています。全額バレています。なので毎月1万円返済契約を一旦ストップさせてもらい、利息などが発生している借り入れを優先的に返済しています。家族だからこそお金を貸したところで共有しているものとなりますし、親の介護や世話などが発生したときに面倒をみるのは僕なので、今のうちに恩を売っておくのも正直悪くないんですよ。僕からいうと買っておく感じになるんですけど。ということで立場的なものや血の繋がりというのは大事だという話で、でもたまに同級生とかから金を貸してほしいとか言われませんか?

血の繋がりもないも他人に貸すにも、当たり前のように優先順位があります。僕の場合だと長年の付き合い7年間あった大学生の子にお金というよりモノを貸しました。

金額について伏せますが、長く付き合いがあったからこそで、例えばだけど断るごとに連絡をくれたり、誘ってくれたりと色々してくれたわけです。

つながりを大事にする子だからお金を貸しても良いというふうになりますし、しっかり身元が判明していることが重要でもあります。

逆に久々に仕事の同僚が連絡してきて、あけおめ連絡もよこさないヤツがいきなり金を貸してと言ってきました。こまめな連絡もよこさないやつにお金を貸すわけがありません。

僕の年齢にもなればお金を必要とするのでお金を貸すこと自体は問題ではないんですよ。そういう知人相手ならお金を貸すことはあるというのは押さえてほしいポイント。

お金やモノをいくらまでなら貸す?貸さない?

大学生に貸した金額は伏せていますが、それだけの理由や条件を付けて貸しました。毎月1万円ずつ(それ以上で返済する、遅れる場合も連絡する)というもの。利息はなし、こまめに連絡すること。まずは相談すること。ということで持ち逃げされる可能性もないように、返済金額を安く設定したうえで、返せば減るという仕組みにしました。いきなり大金を返すのは躊躇しちゃうものですからね。

これが1000円なら?1万円なら?10万円なら?どこで躊躇する金額なのか?

僕の知り合いに1000万円年収を稼ぐ人がいますが、その人は1万円ぐらい返ってこなくてもいいと言いました。ただ縁が切れるだけというスタンスでした。

僕だと5000円が限界ですかね。5000円返ってこないときは縁を切るでしょう。年収という金銭的余裕があると1万円でも貸す金額には余裕となる方もいるでしょう。

相手に恩義がある場合

大学生にお金は貸したのに、仕事の同僚にはお金を貸さなかった…という話と合体させると分かりますが、ある程度の金銭的余裕があり、相手に恩を感じていて、常に交流を行い、勝ちがある人脈と判断した場合、貸して上げる金額というのは増えるわけです。

お金を貸すときは「相手の価値」を考えること。戻ってこなくても許せる相手は大事な存在。

若い子たちがお金を貸してもいい相手なのか?どこで判断したのか分かりません。モノに関してもそうです。相手は同級生?いじめから助けてくれた人?だたのネットの知り合い?本名は?住所は?バイト先は?学校名は?つながりがある友達は?とできる限り自然に特定できるはずの情報に基づいて金額を設定してお金を貸せばいいと思いますよ。

当たり前のことなんですが、気付かない若い子もいます。働き始めれば自然に身につくことでもあります。1円の価値を考えることができる大人になってください。

関連記事